家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
活動は積み上がっている。それでも「これを一冊にするなら、誰の何を助ける本ですか?」と聞かれると、答えに詰まる。そんな場面はありませんか?
同じ活動でも、本の形は変わります。誰のどの困りごとを助けるかで、まったく別の一冊になるからです。料理に例えると、同じ食材でも、誰に出す一皿かで切り方も味付けも変わるのと同じです。
誰のための本か。それが、企画の出発点になります。
今回は、社長モテる化計画のLIVEやインタビューをもとに、出版企画を表紙つきで8案紹介します。先にひとつだけ。どれも出版前の仮題です。まだ発売していません。著者や共著、監修の名義も未定です。
読み終えたら、自分の活動を渡したい相手が見えてくるかもしれません。選ぶ手がかりになればうれしいです。
3行でわかるポイント
- 公開済みのLIVEや対話を、読者の悩み別に8つの本の企画にしました。
- 発売済みの本ではなく、仮題の企画とAIが作った表紙です。
- 自分に近い困りごとを一つ選び、企画を一枚にして読者に確かめます。
悩みから選ぶ目次です。
- 発信先やリンクがばらばらで、案内に迷う → 01 Codexではじめるマイポータル
- 昔の夢と今の仕事がつながらない → 02 遠回りが、仕事になった
- 自己紹介が会社説明で終わる → 03 会社説明で終わらない自己紹介
- 発信が止まって再開できない → 04 止まった発信を、責めずに再開する
- PDFを渡して終わっている → 05 専門知識をAI診断に変える本
- 服より先に、持ち物や手入れが気になる → 06 服を買う前に、印象を整える
- AIの文章が自分の言葉に思えない → 07 AIとの対話で、自分の軸を見つける
- 話したことが記事にならず散らばる → 08 話したことを、発信の資産にする
AIエージェントに渡す依頼文
使い方は、下の枠を選択してコピーし、Claude Code や Codex に貼るだけです。使いたい素材と、確かめたい読者の困りごとを添えてください。パスワードや鍵は貼らないでくださいね。返ってきた一枚は、元の材料と見比べて、自分の目で読み直してから決めましょう。
参考記事: https://moteshacho.com/?p=3311
【目的】
この記事で紹介された8つの出版企画のうち、私が選んだ一冊の仮企画を一枚にまとめる。対象の読者一人に確かめるための下書きであり、完成した本や記事ではない。
【やってよいこと】
・私が提示した公開記事、LIVEの文字起こし、インタビュー、明示したローカルファイルの範囲だけを読む。
・読者の悩みを一人の具体場面に絞り、1冊の仮企画をまとめる。
・使いたい素材や対象者、困りごとが不明なら、先に短く尋ねる。
【守ること】
・不明な経験、発言、数字は作らない。
・指定外のフォルダ全体や秘密ファイルは探さない。
・パスワードや鍵は受け取らない。
・設定変更、削除、送信、購入、課金は、確認と提案だけにして実行しない。
・診断、自動出版、全冊の生成はしない。
【返す形】
1. 仮題、対象読者、困る場面、読み終えて残るもの
2. 対象の読者に確かめる問い二つ
3. 元の材料への出典(記事名やファイル名と該当箇所)
最終判断は、私が自分で見返して決める。自分の活動と歩みを伝える出版企画
01 Codexではじめるマイポータル

仕事も趣味もSNSもいくつか持つ個人事業主や講師に向けた、副題「仕事も趣味も、自分の玄関サイトにつなぐ」の一冊です。
たとえば、交流会の翌朝。旅ブログも講座も仕事の案内も、まとめてメッセージに並べて送ってしまう。受け取った側は、どれから見ればいいのか迷います。
この本が変えたいのは、その迷いです。活動と価値観を、一か所に集める。案内用の玄関ページにする。叩き台づくりは、Codexに相談しながら進めます。
LIVE #19でも、同じ悩みが出ていました。グルメのブログ、旅のブログ、印象戦略の発信、Instagramのアカウントがいくつも。材料はそろっている。でも置き場所がばらばらなんです。
LIVE #19の公開記事に、この企画の背骨になる言葉があります。
ポータルサイトの目的は、見てる人によって最適なページに、とんがったページにアクセスを促す、流入していくというだけの玄関なんで
玄関で全部を説明しなくていい。見に来た人を、合う枝葉のページへ案内できれば足ります。この一冊は、その玄関づくりを手順に直します。
手元に残るのは、活動とリンクの棚卸し表、Codexへ渡す制作依頼書、玄関ページとリンクの確認表です。画面の細かい操作は、本にする時に最新の状態で確かめ直します。
02 遠回りが、仕事になった

副題は「えびさんの公開インタビューから編む自伝」です。昔の夢と今の仕事がつながらず、自分の歩みを肯定しにくい経営者に向けた、読む自伝の企画です。
会社の紹介を頼まれて、職歴しか書けない。昔の夢は、経歴からそっと消してしまう。そんな場面を思い描いています。
土台にするのは、えびさんの公開インタビューです。記事には、こう書かれています。
かつてはバンドマンとして音楽で食べていく夢を持ち
入口にするのは、音楽を仕事にしたかった夢と、そこから看板の仕事へ進んだ流れです。
読者はまず、えびさんの選択をたどります。そのあとで、自分の転機と、ずっと続いている価値観を一枚に書き出します。手元に残るのは、歩みをたどる年譜、選択と転機の読書メモ、自分を振り返る問いです。
実際に本にする場合は、えびさん本人の確認が前提です。
03 会社説明で終わらない自己紹介

副題は「インタビューとAIで、人柄が伝わる言葉を探す」です。自己紹介が、会社説明や経歴の読み上げで終わってしまう経営者に向けた一冊です。
交流会の場面を考えます。会社の業務は話し切ったのに、自分のことは何も伝わっていない気がする。思いはあるのに、なぜこの仕事をしているのかを話そうとすると止まる。
この企画は、経験を一場面ずつ話すところから始めます。好きなことと苦手なことを、言葉にします。AIが出した要約と、自分の実感を見比べます。立派な要約でも、自分の声とは限りません。
土台にするのは、自己紹介で止まるという相談の記録と、経営者へのインタビューです。発言者は分けて扱う予定です。
手元に残るのは、経験を引き出す質問集、人柄と仕事をつなぐメモ、自己紹介の推敲シートです。最後は声に出します。自分の言葉かどうかを確かめるためです。
日々の発信と仕事を整える出版企画
04 止まった発信を、責めずに再開する

副題は「新しいSNSを増やす前に、自分の素材を集め直す」です。活動が広がって、どのアカウントから再開するか迷っている講師や経営者に向けた企画です。
久しぶりに投稿しようと、SNSを開く。昔のプロフィールが、今の自分と違っている。そのまま閉じてしまう。
全部を再開しようとすると、どの投稿も書き始められません。だからこの一冊は、止まった理由を責めずに見渡すところから入ります。過去の発信と体験を集める。今の自分に合うテーマを、一つ選ぶ。原本を置く場所を決める。下書きは一本、AIと整えます。
01の本との違いは、目的です。あちらは玄関サイトを作る本で、こちらは投稿を再開する判断と、素材の整理に絞ります。
連続LIVEの中に、発信の再開を相談する場面があります。そこから、情報を一か所に集める話へ進んでいきました。この流れを、迷っている人が自分で追える形にします。
手元に残るのは、発信と素材の整理表、再開する一つのテーマカード、投稿と原本をつなぐ記録表です。
05 専門知識をAI診断に変える本

副題は「PDFのチェックシートから、結果と次の行動まで」です。自分のチェックシートや相談の経験を持つ講師、専門家に向けた企画です。
相談のあとでPDFを渡した。でも、相手がどの項目で困っているのか、何から始めるのかが見えない。
渡すだけのPDFを、答えが返る体験に変えます。専門知識の使いどころを決める。チェック項目を問いに直す。結果から次の行動まで、設計する。AIに作ってもらった診断は、自分で試して、他の人の画面でも開けるか確かめます。個人情報の扱いも、公開前に決めます。
手がかりにするのは、専門家のPDFを診断に変えた記録と、カオリコさん自身の制作の記録です。完成までのつまずきも含めて、方法の本にする想定です。サービスごとの操作は変わりやすいので、本にする時に最新の画面で確かめ直します。
手元に残るのは、設問と結果の設計表、AIに渡す制作依頼書、公開前の確認リストです。
06 服を買う前に、印象を整える

副題は「社長の清潔感を、持ち物と日常の手入れから」です。身だしなみは整えているつもりでも、何を直せばいいか分からない経営者に向けた企画です。
商談の前に、新しい上着を買おうとする。でも、靴や鞄の状態までは見ていない。
服装だけを考えていると、持ち物や日々の手入れが抜け落ちます。この一冊は、清潔感を日常の行動から考え直します。顔まわりと服の状態、靴と持ち物を点検する。続ける順番を決める。最後は写真と、他の人の感想で振り返ります。
この分野の専門は、カオリコさんです。既にあるチェック項目を手がかりにする企画なので、新しい一冊にするのか、既にある本の補助教材にまとめるのかは、まだ決めていません。
手元に残るのは、身の回りの自己点検表、続ける行動の記録表、前と後を比べる写真メモです。
対話を言葉と発信に育てる出版企画
07 AIとの対話で、自分の軸を見つける

副題は「経験と好きなことを、自己紹介の材料にする」です。AIを使っても自分らしい発信にならない個人事業主に向けた企画です。
AIが作ったプロフィールは立派なのに、声に出すと自分のこととは思えない。整った文章を受け取るほど、自分の実感から離れていく。
大事にするのは、AIに渡す前の材料です。経験を集めて、好きなことと苦手なことを場面で話す。資料を読み込ませて、問いを返してもらう。AIの解釈と自分の実感を比べます。採る言葉と採らない言葉は、自分で決めます。
心理検査のように、本質を自動で診断する本ではありません。言葉を選ぶ実習として作ります。
土台にするのは、NotebookLMを使った自己理解の記事と、やりたいことの棚卸しです。
手元に残るのは、自分の体験を集めるメモ、AIと話すための質問カード、自分の言葉を選ぶ確認シートです。考えが変わったら記録して、育てていきます。
LIVE #1の公開記事に、この企画と重なる一文があります。
今回のLIVEで一番伝えたかったのは、AIは効率化のツールじゃなくて、自分を知るための鏡だってこと。
この一文が07に答えているのは、AIを答えの出口ではなく、自分を映す鏡として使うという点です。映ったものを受け取るかどうかを決めるのは、映された本人です。07でも、AIが出した要約と自分の実感を見比べて、採る言葉と採らない言葉を自分で選びます。診断で本質を言い当ててもらう使い方は、想定していません。
08 話したことを、発信の資産にする

副題は「LIVEと対談から、原文に戻れる記事を育てる」です。相談やLIVEで話す内容はあるのに、発信のたびに白紙へ戻る経営者に向けた企画です。
LIVEで良い話ができたのに、翌日の記事は白紙から書き直している。会話の記録は散らばって、どこまで公開していいかも決まっていない。
LIVE #4の公開記事のPOINT欄に、こんな一文があります。
本の出版はゴールじゃなくてスタートライン。
LIVE #4は、一冊の本からコンテンツを広げる回でした。今回の企画は、向きが逆です。話したことを、素材として残す。発言者と、使っていい範囲を分ける。読者の問いに沿って記事に編集して、元の発言に戻って確かめる道も残します。
作る過程と続け方を、手順で説明する本です。
手元に残るのは、対話の素材台帳、記事に編集する構成シート、再利用と公開の確認表です。
8案から選ぶなら、いちばん困っている場面から
迷ったときは、書名ではなく、いま一番困っている場面から選んでみてください。
たとえば、自己紹介の言葉がまだない人は、03から。言葉はあるのに案内先が散らばっている人は、01から取り組む順番になります。言葉がないまま玄関ページを作っても、並べるものが決まらないからです。昔の夢と今の仕事の意味をたどりたいなら、02が近いと思います。
ほかの企画も同じ考え方で、先に困りごとの場面を決めます。
全部を同時に作ろうとしないでください。直近で一番困った出来事を一つ思い出して、その場面に合う番号を選ぶ。それが最初の一手になります。
本にする前に、身近な一人に企画を読んでもらう
本文を全部書く前に、企画を1枚に書いてみます。仮題、誰に向けた本か、その人が困っている場面、読み終えたあとに手元へ残るもの。この4つがあれば足ります。
それを、実際に思い浮かぶ身近な一人に読んでもらいます。AIに感想を聞くのとは別の作業です。AIは構成の抜けを見つけてくれますが、その人が本当に困っているかどうかは、本人の声でしか分かりません。
聞くのは、たとえば「どこが自分に当てはまりますか?」「今は何をしてしのいでいますか?」の二つです。返ってきた答えは、仮題と章立てに戻します。当てはまると言われた箇所の言葉を、題名に寄せる。しのぎ方として出てきた作業を、章にする。
これで出版や売上が決まるわけではありません。ただ、書き始める前に、誰の何を助ける本なのかを確かめられます。
コラム
活動を渡したい相手を一人決める
8冊はどれも、これまでのLIVEやインタビューなどの活動から、読者の悩みごとに切り口を変えて考えた企画です。助ける相手が変われば、本も変わります。
自分の活動なら、どの悩みの人に渡す一冊になるでしょうか。目次から、一番近い悩みを選んでみませんか?まず一つでいい。そこが、企画の入口になります!
気になる企画や、こんな本を読んでみたいという希望があれば、お問い合わせから教えてください。8案を読んで感じたことを、言葉で受け取れたらうれしいです。


